社会保険労務士のホントの年収
勤務型か独立型かによって年収が変わります
社会保険労務士は年々、人気が上がっている資格のひとつで、いわば『労務管理と社会保険の専門家』です。
労働社会保険諸法令に基づく申請書などの作成・手続きの代行など、社会保険労務士しかできない独占業務もあり、仕事が入ってくればとても高い水準の年収が期待できる仕事です。
ここでは、社会保険労務士の年収について話しましょう。
他資格との比較
- 社会保険労務士603万
- 司法書士 700万
- 行政書士 600万
- 弁護士 801万
- 税理士 791万
- 会計士 791万
- 国家公務員 662万
これは、平成20年度の各職業別の年収です。
数字を見ればわかりますが、比較的、社会保険労務士は年収が低いですよね。
あれだけの難易度が高い資格を取って、この年収!?と思う人も多いはず。
でも待ってください!
社会保険労務士の資格を取るきっかけは、人それぞれですが、
- 会社の総務部に勤務していて、上司に勧められて取得
- 転職のためキャリアアップとして取得
- リストラ対象にされないよう、自己防衛として取得
というように、社会保険労務士は、会社勤務の人が多いのです。
それに比べて、司法書士や行政書士、弁護士は独立開業型。
独立開業は、新規の顧客を獲得するのは大変なことではありますが、その分、経費を除いてすべての報酬が自分のものになります。
どちらを選ぶかは、資格を取得した動機や自分の仕事環境により判断してください。