本当に社会保険労務士のニーズはあるのか?
業績が伸びている企業や中小企業などで需要がある
このサイトをここまで読んでも社会保険労務士のニーズがあるのか、疑っている人もいると思います。
確かに社会保険労務士を必要としない企業もあります。
例えば、雇用・労働保険の手続きは社内でおこなうことも出来ますし、就業規則もその気になれば、社内で作れてしまいます。
また、業績が伸び悩んでいる企業は、社会保険労務士を雇う余裕はありません。
しかし、それはそのような企業もあるということで、その逆もあります。
例えば、業績が伸びている企業は、社内制度をしっかりと作らなければいけないので、社会保険労務士の力がどうしても必要になりますし、上場を目指している企業ならなおさらそうです。
また、中小企業は、社員がそれほど多くないので、労務管理まで手を回している余裕がなく、その知識を持っている専門家すらいません。
ですから、必然と社会保険労務士が必要となるのです。
そして何より、社会保険労務士のニーズを言うなら、受験者数が増え続け、ここ10年で2万人近く増加しました。
それが全てを物語っていると思います。
もし、社会保険労務士にニーズがなければ、受験者が増える事はありえません。
しかも社会保険労務士は、受験資格が厳しく、誰でも受験できる資格でないのにも関わらず、受験数が伸びているのです。
もちろん、受験者数が増えれば、その分ライバルが増え、稼げにくくなるという一面もあります。
しかし、その分業界が活性し、社会保険労務士の認知度が高くなり、仕事がしやすくなります。
デメリットはどの資格にもある!
どの資格・仕事にも必ずデメリットがあります。それは弁護士や公認会計士にも言えることです。
そのデメリットをいちいち上げていたら、どんな仕事をすることもできませんし、成功する事も出来ません。
これは大げさにいっているわけではなく、社会保険労務士のニーズはたくさんありますし、これからもあると思います。
そのことだけは忘れないで下さい。