社会保険労務士の難易度って?
社労士の試験は難易度が高い
社会保険労務士の資格取得に当たり、一番気になるのが試験の難易度だと思います。
結論から言うと、社会保険労務士は難易度の高い試験です。多分、皆さんの想像以上に高いと思います。
たまに他の社会保険労務士サイトでは、あたかも簡単に合格できるようなことを言っていますが、
それは実際に受験勉強したことがない人達で、本当の難易度を理解していません。
それでは、社会保険労務士は、どのくらい難易度が高いのかというと、
まず以下をご覧下さい。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成22年 | 55,445名 | 4,790名 | 8,64% |
平成23年 | 53,392名 | 3,855名 | 7.2% |
平成24年 | 51,960名 | 3,650名 | 7.0% |
平成25年 | 49,292名 | 2,666名 | 5.4% |
平成26年 | 44,546名 | 4,156名 | 9.3% |
平成27年 | 40,712名 | 1,051名 | 2.6% |
平成28年 | 39,972名 | 1,770名 | 4.4% |
平成29年 | 38,685名 | 2,613名 | 6.8% |
平成30年 | 38,427名 | 2,413名 | 6.3% |
令和元年度 | 38,428名 | 2,525名 | 6.6% |
上記をご覧の通り、社会保険労務士の合格率は毎年ほぼ一桁であるのがわかります。
ただ、合格率一桁台の国家資格は社会保険労務士に限らず、
他にも沢山あるので、特に驚く事はありません。
しかし、社会保険労務士は、ただ合格率が低いのではなく、受験者のレベルが高い中で低いのです。
他資格との難易度比較
例えば、行政書士という国家資格がありますが、行政書士は社会保険労務士と同等か、もしくは社会保険労務士より合格率が低い試験です。
にも関わらず、試験の難易度は社会保険労務士の方が高いのです。
理由は、行政書士は、合格率は低くても受験資格がないので、その分まぐれ合格狙う人も多く、受験者のレベルが高くないからです。
しかし、社会保険労務士は違います。
社会保険労務士の受験者のほとんどは大卒で、基礎学力があり、しかも本気で合格を狙う人もたくさんいます。
そうした中での一ケタ台ですので、非常に合格するのが難しい試験なのです。
ですが、合格できないかと言われればそんなことはありません。知識がなくても十分に合格することが出来ます。
後は、これからお話していく内容をしっかりと理解して、実行することです。